在宅ワークは仕事を見つけてからが大変

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在宅ワーク,コツ

在宅ワークを始めようとする人のほとんどが考えることですが、仕事を探して見つかったらすぐにスタートできて翌月から給与がもらえると思っています。しかし、実際にはそんなに甘くはありません。もちろん仕事を探すことも大変ですが、見つけてからが一番大変なのかもしれません。

まず仕事を見つけ応募し、採用が決まるといろいろ手続きなどが待っています。手続きが終わり、仕事が始まりますが最初は何をどうしていいか分かりませんのでとにかく仕事を覚えるしかありません。繰り返し作業をして流れを覚えつつ自分の中でのコツというか感覚的なものを積み上げていきます。

他には、個人として報酬をもらうことになりますので、雇用主に対して請求書を作成しないといけないかもしれません。自分が作成した請求書と雇用先の担当者との金額が合っていなかったりすると、どこかで個数が間違っていないか?単価は間違っていないか?などの照らし合わせをしなければなりません。そうしている間も常に時間は取られています。

会社員とは違い、在宅ワークの場合はやった分だけ報酬の支払いが行われるフルコミッション(完全歩合)になりますので、そういった書類作成やトラブル対応などをしている間は給与が発生していないことになります。

ですので、仕事を始める初期の段階から自分で管理しやすいようにエクセルを作成したり、パソコンが触れない人であれば紙に表などを作成してしっかりと管理できるようにしていくことをオススメします。

かなり稀な事例ですが、在宅ワークを募集している会社の中には悪質的な会社もあったりします。相手が個人(在宅ワーカー)だからといって個数を少し調整して減らしていたり、単価を少しイジったりして話を言いくるめてこようとしたりします。

そのような雇用主には注意が必要ですし、トラブルにならないように雇用主とのメールのやり取りはすべて履歴として残しておいたり、もし対面での打合せなどが多い場合はしっかり録音をしておくことが必要です。

今はスマホの録音機能でもかなり正確に音を拾うようになっていますので、iPhoneなどをテーブルに置いたりポケットに入れたりカバンに入れたりするとよいでしょう。

給与が支払われないなどのトラブルがもし起こった場合は、弁護士に相談するなどの早めの対応が必要です。

雇用主が小規模の会社や個人などの場合はすぐに逃げられる可能性がかなり高いのでスピードが命です。